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~sweetest~ AMANE

-恐怖の前兆 2-



「・・・遅ぇ。」


鈴の部屋。タバコの火をつけたり消したり、落ち着かずうろうろ歩き回っている天音。


「・・・ちょっとは座れよ、発情期のクマか、お前は。」


「うるせぇ。」


どうもなんとなく気分が落ち着かない。


「ゲームでもして、待ってるか?」


「いらね。」


「なんか、軽く食う?」


「いい。」


「コーヒーでも淹れるか?」


「アイツが淹れた方が旨い。」


「・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「バカップル。」


「お前に言われたくないね!」


彼女を『ハニー』と呼ぶ親友を横目で見ながら、次第に胸に広がってくるモヤモヤを、天音はもてあましていた。


「何か、気ぃ悪い・・・。」


「ん?」


「ムズムズする。」


払っても払っても湧き上がる不快さに、天音は顔をしかめていた。


感じたことのない不安感。


言いようのない焦燥感。


闇雲に走り出しそうになるくらいの感覚に、天音は囚われていた。




どうして、気がつかなかったんだろう


あの胸騒ぎに


前兆はきっと、どこかにあったはずなのに


オレのせいだ


・・・オレの・・・




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