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~sweetest~ 59

-1夜 ⑥-




「天音・・・、顔、見せて?」



「ん?」



薄明かりの中でその顔を確かめると、鈴はにっこりと微笑んだ。



「よかった、ちゃんと、天音だ・・・。」



「当たり前。」



「あたしのこと、好き・・・?」



「・・・好きじゃ足んねぇ。」



天音の首に鈴の手がまわる。



「・・・あたしを、天音のものにして・・・?」



その声に、天音の戸惑いは消滅した。ゆっくりと身体を押し進める。押し開かれる苦痛に鈴の顔が苦悶の表情を浮かべるが、止まらない。



ようやくすべてが納まったとき、鈴の眼から涙がこぼれていた。



「・・・痛いか?」



「ううん・・・。」



それでも少しの間、天音はその動きを止めていた。



「鈴、オレも、お前のモンにしてよ。」



切なげな声がした。



そしてゆっくりといたわるように・・・それでいて深く強く、天音は鈴を突き上げた。



愛している、愛している、愛している・・・。



言葉で、身体で、2人はお互いに伝え合っていた。



幾度も、何時間も。



「天音・・・もうっ・・・無理っ・・・。」



「まだだ。・・・まだ、足んねぇっ。・・・こんなもんじゃ、足んねぇ!」







ずっとこうしたかった



ずっとこうしたかったんだ



どうか今までを吐き出させて



どうかすべてをうけいれて

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