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~sweetest~ RING

-天井-


眼がさめたら、実家の自分の部屋だった。


・・・また、限界を迎えたんだなぁ、と、情けなさに涙がこぼれる。


いつもいつも、いつまでたっても、あたしは弱いまんまで・・・。


こんなんじゃ、この家の娘としても、認めてはもらえなくなってしまうのに。


強くならなきゃいけないのに。


すぐに傷つく自分が、大嫌いだ。


素直になれない自分が、大嫌いだ。


天井がゆがんでぼやけて行く。


目じりから涙が流れ続けた。


「・・・ごめんなさい・・・。」


ぽろぽろとこぼれた涙は髪の中を伝わっていく。


父さん、母さん、こんな弱い子でごめんなさい。


かずほ・・・・・・黙っててごめんね。


森村、気を使わせて、ごめんね。


早坂・・・・・・ごめん・・・・・・。


もれそうになる嗚咽をこらえながら、鈴の心は罪悪感にさいなまれていた。


胃が再び、きりきりと絞られる。


涙はとどまることを知らずに流れ続けた。






だれか、だれかどうか、あたしをゆるしてください


こんなにちっぽけなら、あたし、いっそ、きえてしまえばいいのに





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