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~sweetest~ RING

-恐怖の前兆 1-



「・・・よかったぁ~、イメージぴったりのが見つかって。」


キレイにラッピングされた包みを抱え、うれしそうに鈴が微笑む。


「あたしも、いいのが見つかった~。」


2人の少女が、顔を見合わせて微笑む。


「でも、あの2人って、誕生日まで、張り合ってるんだね。」


「ホント、笑える。」


今日の用事というのは、実は来週にせまった天音と亮輔の誕生日プレゼントの購入のためだった。


天音と亮輔は同じ誕生日で、生まれた時間もさほど変わらないのだ。


「さて、お目当てのものは買ったし、どうする?お茶でもしていく?」


「う~~ん、スーパーよって帰らないといけないからな~。」


「ああ、『から揚げ』ね。」


「うん、明日のお弁当の分も作りたいから、お肉買って帰らないと。いろいろ買うものもあるし。」


「そっか、じゃあ、あたしもつきあうよ。亮も鈴のところで、早坂なだめてるって言ってたし。」


「ホント?じゃあ、今日はみんなで食べようよ~。」


「いいの~?じゃあ、甘える~。」


「甘えて甘えて。」


「あ~、鈴のから揚げ、久しぶり。」


「え、こないだおべんとから、取ってったじゃん!」


「そうだっけ?」


「そうだよ~。」





楽しそうに話しながら歩く2人を、じっと物陰から見つめている視線に、鈴もかずほも気づかなかった。


いつもと変わらない日常、それがずっと続くと思っていた。





落とし穴があっただなんて


落ちるまで気づかなかった



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