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~sweetest~ 26

-本気-


「・・・・・・怖い眼だねぇ。」


じっと自分を睨む天音の眼を見ながら、のどの奥で笑っている。


「でも、いい眼だねぇ。楽しいねぇ。」


「・・・あぁ?」


「でも、ただ教えるのも、つまんないなぁ。」


ようやく天音の手を離した誠也。くっきりと指の跡がついている。


「・・・自分たちで探してみなよ。隣の県っていうのは知ってるよね?キーワードは『センリ』これだけでたどり着けたら、本当のことを教えるよ。」


「センリ・・・?」


「そう。僕的には、これは答えも同然なんだけどね。今、20時か・・・明日、君らは学校だから・・・おまけして、あさっての正午。それまでがリミットだ。あ、学校サボってもアウトね。」


「それをすぎたら?」


「あの子はまた違う学校を探すことになる。君たちの前には、2度と現れない。」


「どうして!?」


かずほが思わず叫んだ。


「君たちの存在がストレスになってしまう。」


「そんな・・・。」


「君たちには感謝している。でも、それとこれとは話が別だ。そうだな、いっそのこと、海外にでも出してしまおうか。・・・狭い世界にいるよりもいい。」


誠也の最後の言葉は3人に言ったというより、自分自身に言い聞かせたような口ぶりだった。


「探してやるよ。・・・絶対ぇ、見つけ出してやる。」


「天。」


「冗談じゃねぇ・・・。どこにもやらせるか。」


「早坂・・・。」


「首洗って待っとけ、オッサン!」


「・・・楽しみにしてるよ、少年。」






きみたちなら


あの子を受けいれてくれるかもしれない


また信じようとしている俺は、甘いのだろうか


だいじな子。可愛い妹分。


きみたちになら委ねられるのだろうか





ブログ村 恋愛小説(純愛)



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