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~sweetest~ RING

-GT-


帰宅した後に洋服を選び、翌日の弁当の下ごしらえを終え、鈴とかずほはベッドに入ろうとしていた。


「鈴とこのベッドはダブルだから、一緒に寝れるのがいいよね。」


「大きいばっかで、邪魔だったんだけどね。」


「さて、明日は少し早起きしなくちゃね。」


かずほは携帯のアラームをセットしながらつぶやいた。


「楽しみだね。」


鈴は本当にうれしそうだ。


「でも、あの2人と遊園地か・・・。」


くすくすと笑うかずほ。


「なんか、あんまり似合わないね。」


鈴ののどもククッと鳴っている。


「1ヵ月前なら、まず想像も出来なかったね。」


「そんなにだったの?」


「そんなにだったの。」


「うわさは聞いてるけど・・・。」


「誰に?」


「いろいろ。クラスの子とか、上級生とか、下級生とか。・・・ちょっと派手めの子たちにね。屋上とか呼び出されて。 『まとわりついてんじゃねーよ』って。そんとき。」


その言葉に、思わず起き上がるかずほ。


「そんなことがあったの?てゆーか、なんで言わないのよ?」


「大したこと、なかったし。」


「早坂たちは?」


「知らないでしょ。」


「・・・で、なんて言ったの?鈴は。」


「別に。『本人に言われなきゃ、やめないよ~。』って。」


「・・・大丈夫だったの?」


「ううん、叩かれたりした。」


「鈴。」


鈴の頬に手を当てるかずほ。その眼から涙がこぼれてくる。


「・・・かずほ?・・・どうしたの?なんで泣くの?」


「だって・・・なんで言ってくれなかったの?」


「そうやって泣くから。」


「?」


「そのときのあたしを思って泣くから。じゃなかったら、やり返しにいきそうだから。かずほはどっちも考えられるから。」


「当たり前でしょうが。」


「・・・ごめんね?泣かせちゃって。」


普段とは逆に、かずほを抱きしめ、頭をなでる鈴。


「もう。」


「でも、大丈夫だから。・・・もう寝ようか。お弁当作らなきゃいけないし。」


「・・・うん。」


「明日はお天気もよさそうだから、いい日になるよね。」


「そうだね。」







「かずほっ!やばい!予定より30分も過ぎてる!」


「・・・ごめん!マナーモードのままだった~~!」












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