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~sweetest~ AMANE

-ちょっと前-


大体、なんでこのごろ“4人”で行動するのが当たり前になってるんだろう。


オレは今更ながら、そんな疑問を持っていた。


ペースが狂いっぱなしだ。


出席日数ぎりぎりで出ていた学校にも、このごろは毎日行っている。


ほんの1ヵ月前までのオレには、考えもつかない生活。


そういえば、夜遊びもしてねぇな。


それなりに時間のつぶせる馬鹿騒ぎ。たまに“運動”なんかもあったりして。


そこそこ満足していたはずだった。


騒がしい音楽。タバコと酒の臭い。そこかしこで聞こえる嬌声。怒号。嘲笑の声。


緊張感がいつもどこかに漂っていて。


今みたいに、“健全”な生活なんて、クズみてぇに思ってたのに。


しかも、明日なんか、“女”と“遊園地”だ。


・・・コイツはどう思っているんだろう。


「亮。」


「ん?」


「お前さぁ、」


「いいんじゃねぇの?オレ、けっこう、今も好きだぜ。」


「・・・エスパーか、お前は。」


「お前、考え事するときの癖、変わってねぇな。」


「?」


「小せぇ声で、ぶつぶつ呟いてるんだよ、よーっく聞くと、わかんの。」


「マジ?」


「マジ。」


「いいんじゃん?あんま深く考えなくても。人生、なるようにしかならねぇし。」


「・・・・・・。」


「考えて進んでも、流されて行っても、行き着くところが“なるようになった”ところなんだろうし。」


「・・・深いっスね。」


「まぁね。」


煙草をもみ消し、明かりを落とす亮輔。


「さて、あしたはお嬢さんたちのお守りが待ってっから、寝るか。」


「・・・疲れそうだな。」


「それもまた、“なるようになる”だよ。」









ペタしてね

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