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~sweetest~ 36

-ソレゾレノキモチ 2-



「・・・聞いていい?」


リビングで食後の緑茶を飲んでいるときに、鈴がおもむろに口を開いた。


「何。」


「天音って、セフレがいるの?」


「・・・・・・あぁ?・・・うおぉっ、熱っ!」


危うく取り落としそうになった湯飲みを置く。向き直ると、鈴は赤くなりながらも、天音を見つめている。


「・・・どこがどうなってそういう話になったか、まず聞かせてもらおうか。」


「ねぇ、いるの?」


「おい。」


「いるの?いないの?」


言いながら距離を詰めてくる鈴。


「ちょっと待て。」


「言えないの?」


次第に鈴の眼に涙がたまってくる。


「・・・いいから、ちょっと待て。」


天音は携帯をとりだすと、亮輔にかけた。


『なんだよ~、これから・・・だったのに~。』


「おい、安西出せ。」


『うちのハニーに何の用だ。』


「いいから、出せっつってんだ。」


携帯の向こうから、かずほの明るい声。


『もしも~し。』


「お前ら、今日、コイツに何言った!?」


『・・・あぁ!』


実習のときの説明を受ける。


「・・・くだらねぇこと、吹き込んでんじゃねぇよ!」


『え~、あたしが言ったんじゃないじゃん。ま、とりあえず、頑張ってね~。』


プチっ、といきなり切れる電話。思わず床にそれを投げつけそうになったが、鈴の必死な眼差しに、腰をおちつけた。


「・・・とりあえず、聞くから言ってみろ。」


「聞いてるのはあたしだよ?」


眼に涙をためたまま、それでも鈴はようやく話しはじめた。





その涙が


じつはうれしいって言ったら


やっぱりコイツ、怒るかなぁ



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