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~sweetest~ AMANE

-意味不明-


うつむきながら振り返ったコイツ。・・・びびってんだろうな、小刻みに震えてやがる。


「大事な用ってのは、これか。」


「どうして・・・?」


「顔上げろ。・・・上げねぇと暴れるぞ。」


「・・・わかった。」


上目遣いで、唇を少しかんでオレを見上げたコイツは、


「どうして・・・?」


と、繰り返した。


「こっちの台詞だ。手前、こんなとこで何サボってる。勉強すんじゃねぇのか。」


「だって・・・!」


「あぁ?・・・下向くな。」


「いっぱい、人が増えて、あたしの場所、ないんだもん。」


「?」


「質問あっても、聞きづらいっていうか・・・。」


あの捲くし立てたときの口調がうそのように、口の中でモゴモゴとつぶやいている。・・・コイツには似合わねぇ。


「聞きゃぁいいじゃねぇか。」


「だから、」


「お前、なんか勘違いしてねぇか?」


「・・・?」


「俺と契約してんのは、お前だけだろうが。あと・・・安西?だっけ?」


「そうなの?」


「ほかに誰がいるよ。」


「・・・。」


「言いたいことがあんなら言えや。」


「わかんない。」


「あぁ?」


「凄まないでよ。」


だから、上目遣い、やめろって。・・・言っても、しょうがねぇか、コイツ、ちっちぇからな。


オレは思わず、その頭に手を置いてしまった。


びっくりしたように見るコイツ。オレの顔と、腕とをきょろきょろと見比べている。


置いた手の動きも定まらないまま、オレは飛び出しそうに見開かれているコイツの眼を見返した。





この手を・・・どうしたらいいんだろう。

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