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~sweetest~ RING

-顔-


「あと20分。」


そう言って眠ってしまったらしい彼の顔をあたしはなんとなく眺めた。


・・・なんでこんなにまつげ長いのよ。


マッチ棒が何本か乗りそうなくらい長く、上向きに少しカールしたまつげ。


・・・ビューラーでも使ってんのかな。・・・まさかな~~・・・。


黒くもなく、白くもなく、 ” ちょうどいい ” 色をした顔。


開いていればきっとパッチリとした眼。整った眉。


すらりとした鼻筋。


薄く、形のいい唇。


軽くワックスでキメた明るい茶色の短めの髪。


むちゃくちゃ肌もきれいだし・・・。


軽くムカついた・・・いたずら書きでもしてやろーか・・・って、ペンとか持ってないし。


「・・・おい。」


「うわっ?」


いきなり眼を開けて、彼はあたしをにらんだ。


「なっ、何よ?」


「人の顔見て、ぼそぼそ言ってんじゃねぇよ。」


「・・・ごめんなさい。」



・・・・・・彼の眼は、あたしの予想に反して、切れ長だった。



二重の切れ長って、初めて見た。薄い刃物みたいな鋭い視線・・・だった。

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