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この体勢の意味、分かって言ってる?

「こっちこいよ。」

伸ばした手をすり抜けるお前

他愛ない喧嘩のはずなのに

いつの間にか必死になっている

せいぜいそうやって逃げてろよ?

言っておくけど、どんなにお前が

望んだとしても、

一生手放してなんかやらねぇぞ

未来永劫な

…わかってんだろ?

かっこつけてたって

ついてきてくれるお前がいなきゃ

てんでオレはダメだってこと

いつも隣で笑っててくれる約束だろ?

次の世までも、離さない

手をつかんで、その身体を組み伏せ、

…ルビーのように紅い唇に噛み付くようにキスを落とした。



このお題は 「恋したくなるお題」の中から、「俺様に捧ぐ台詞」からいただきました。

テーマ : 詩・ことば - ジャンル : 小説・文学

理性との戦い(あいうえお作文)

理由も教えてくれずに

背中にしがみついて泣かないで

いつもと違って

とても切ない声が震える

のどの奥で嗚咽をこらえる

誰がきみをそんなに傷つけたの

抱きしめてしまいたい

可愛いその唇を塞いでしまいたいけれど

今はまだ…きみの泣き場所でいるから




このお題は 「恋したくなるお題」の中から、「無邪気な君へのお題」からいただきました。

テーマ : 詩・ことば - ジャンル : 小説・文学

~sweetest~ エピローグ(最終話)

-予感-




街を歩く鈴とかずほ。



少し後ろから歩いていく天音と亮輔。



ウィンドーの中に、目を引くものを見つけると、楽しそうに笑いながら少女2人は覗き込む。



子猫が2匹、じゃれあっているようで、なんとも愛らしい。



愛しそうに微笑いながらそれを見つめる少年2人。



あるウィンドーの前で、少女2人が立ち止まる。見上げるその眼は、憧れに輝いている。



「綺麗だね・・・。」



「うん、綺麗。」



少女はお互いの顔を見合わせながら、くすくすと笑っている。



「どうした?鈴。」



「かずほ?」



後ろに立った天音と亮輔。2人の見ていたものに、その笑顔の理由がわかる。






真っ白なドレスとタキシード。輝くティアラ。美しいブーケ。いくつものデザインのそれが、ウィンドーに飾られている。






・・・近い将来、君の隣で、これが着れるかな?





・・・近い将来、君が隣で、これを着てくれるかな?





それはまだ口にしていない未来への約束。



幸せの予感。



いつまでもいつまでも。



君が笑ってくれるように。







「・・・・・・絶対ぇ、うちのハニーのが綺麗だっつーの。」



「あぁ?手前、ふざけんなよ。鈴のが可愛いに決まってんだろ。」



「・・・かずほ、2人は放っといて行こう。」



「そうだね、ちょっと恥ずかしいや。」





・・・・・・まだまだでしょうか?











                                                      -END-

~sweetest~ AMANE

-朝-




何度抱いても、止まらなかった。



しなやかな身体に溺れそうだった。



どっちが先に眠っちまったんだろう・・・覚えてねぇ。



眼を覚ますと、鈴がいなかった。



シャワーの音が聞こえているから、浴びているんだな・・・とぼんやりと思った。



オレも、もう少ししたら、浴びてこようか。



・・・それにしても、身体と頭の重さがハンパじゃねぇ。



でも、いやな疲れじゃねぇ。



枕もとのタバコを取り出し、火をつけて深々と吸い込んだ。煙を吐き出しながら、軽く額に手をあてる。



ちゃんと抱き合えたのか、少し不安だ。・・・つい、夢中になって、突っ走らなかっただろうかと思い返す。



・・・こういうとき、男はホント、情けねぇ。無理をさせなかったか、傷つけるようなことはなかったか・・・あんなに我を忘れて女を抱いたのは初めてだった。



鼻をくすぐる香りがしてきた。



・・・・・・ああ、コーヒー淹れてんのか・・・・・・。



なんか、いいなぁ・・・こういうの。



オレはゆっくりと伸びをして、ベッドから這い出した。そして脱ぎ捨てたままになっていたトランクスとズボンを履き、台所へと向かった。





「鈴。」





振り向くのは、恥ずかしそうな笑顔のお前。



いつものように、手際よく朝食を作っている。



おはようの代わりにキスをおとす。



「・・・シャワー、浴びてくる。」



「うん。」





無防備な背中。あのときとちっとも変わってねぇ。



また、匂い嗅いでやろうかな。

~sweetest~ RING

-朝-




・・・いつの間に、寝てたんだろう・・・。


天音の腕の中で、あたしは眼を覚ました。



隣から規則正しい寝息が聞こえてくる。胸から伝わる鼓動も、とても穏やかだ。



・・・なんだか、体中がしびれているようだ。



でも、いやな感じじゃない。・・・甘く、甘くしびれている。



ゆっくりと腕をはずそうとしたら、かえってそれは強く絡み付いてきた。



・・・どうしよう、なんだか笑ってしまいそう。



うれしくてうれしくて。



天音が大好きで。



本当は不安だった。・・・大事にしてくれているのはわかっていたけど。



あたしを気遣ってくれていたのはわかっていたけど。



“もしかしたら”って。



“やっぱり、いやなんじゃないか”って。



・・・あたしは今でも、たまにあのときの夢にうなされる。



こらえきれない恐怖。嫌悪感。怒り。悲しみ。憎しみ。絶望・・・。



すべての負の感情が爆発する。吐いたことも、1度や2度じゃない。



そんなあたしが“かわいそう”だから。



そばにいてくれるんじゃないか、って・・・きっと天音に言ったら、



「あぁ?ふざけんな。」



って怒られそうだけど。



それに、自分がちゃんと、受け入れることができるかどうかも・・・とても不安だった。賭けのようなものだった。



これからちゃんと、一緒にいられるかどうかの・・・。乗り越えていけるかどうかの・・・。






少し腕の力がゆるんだから、あたしはゆっくりベッドからでた。



・・・腰が痛い。・・・そしてこの下半身の違和感はなんだろう。足が閉じてるのに、閉じきっていないみたい。



床に落ちたパジャマを拾った。でも、パンツは見つからなかった・・・。



さぁ、熱いシャワーを浴びて、身体を起こそう。



そして、コーヒーを淹れて、朝食を作らなきゃ。






天音が起きたら、どんな顔をしたらいいのかな



いまから心臓が暴れだしてる




胸元には小さな赤い花びら。



たくさんのその跡が



うれしくてうれしくて・・・涙がとまらない。

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